機械分野


CFRPの高品位加工技術と工具の開発
工具内部から加工面にエアを直接供給することでCFRP を高品位に加工できる工具を開発しました
合成石英等へのレーザを援用した電着工具での0.1mm 以下の穴あけ加工通常回転域では困難な電着工具での石英ガラスへの直径0.1mmの高精度穴加工が、YAGレーザでの下穴加工によって可能となりました。
結晶性樹脂の射出圧縮成形と評価技術赤外線透過レンズ用樹脂である高密度ポリエチレンの射出圧縮成形を行い、成形品の光線透過率を測定した結果、レンズへの要求性能である高い赤外線透過率および低い可視光透過率が同時に得られ、通常の射出成形品よりも光学性能が向上しました。
アルミニウム合金の微細溝加工アルミニウム合金の表面に、単結晶ダイヤモンドバイトを使用して、直交した溝加工を行うことで、四角柱や三角錐が多数個配列した形状の創成が可能です。
段取り替え不要の単結晶ダイヤモンド工具成形単結晶ダイヤモンド切削工具を、超音波楕円振動を活用して加工機上で成形、研磨できる条件を見出しました。
長寿命電着ワイヤーの作製技術結晶材料のインゴットを切断する工具である電着ワイヤーを高性能化する技術です。砥粒を保持するめっき層にカーボンナノチューブ複合めっきを用いることにより、長寿命かつ高品位加工が可能な電着ワイヤーを製造する技術を開発しました。
楕円振動切削による硬度60HRCを超える高硬度金型鋼の鏡面切削高硬度金型鋼の鏡面切削技術の確立を目指し、ロックウェル硬度が60HRCを超える6種類のダイス鋼・ハイス鋼に対し、楕円振動切削実験を行いました。その結果、SKD11改質鋼(DC53)に対し、表面粗さRt0.05μmが得られることがわかりました。
超硬合金の直彫加工ダイヤ工具の進歩に伴い、超硬合金のミーリングが現実的になったが、使いこなすためのデータとノウハウが不足している。そこで各工具の特性、超硬合金の材種と被削性、金型加工時のポイント等を調査した。
射出成形と微細切削によるプラスチック材料の精密加工技術可視光や赤外光を集光するためのフレネルレンズの設計技術を習得し、成型用金型の精密加工と射出成形技術を組み合わせた薄いポリエチレン製フレネルレンズを実現したほか、金型なしでの試作に対応するため切削加工によるアクリル製フレネルレンズ加工も行いました。
超硬合金の楕円振動切削加工技術の開発超音波楕円振動切削で超硬合金の切削加工実験を行い、課題である工具摩耗の抑制に取り組んだ結果、エアブローが工具摩耗の抑制に効果があり、さらにノズルの方向も重要である事が分かった。
高温軟化特性を有するカーボンナノチューブ複合ニッケルめっき被膜を用いた微細金型の作製技術カーボンナノチューブ複合ニッケルめっき被膜の微細結晶化および高温軟化特性を用いて、マスター型からナノインプリント装置自身を用いて塑性加工によりニッケル転写型を形成する手法。
機械加工による微細構造光学素子用金型の開発光学設計、金型設計、金型加工、ナノインプリントの各技術により、光学特性をもつ微細構造を樹脂シート表面に微細転写する技術を開発しました。
ダイヤコート超硬工具による楕円振動切削加工技術の開発高硬度な被膜を有するダイヤコート超硬工具による楕円振動切削実験を行い、金型材料の高精度加工技術、意匠性の高い加工技術を開発しました。
ガラスやセラミックスの研削による破砕層の評価手法(傾斜研磨法)研削によってガラスやセラミックスに生じる微小な破砕層の深さ(サブμm~数μm)を評価する手法を確立しました。その結果を仕上げ加工条件に反映することで、破砕層をより浅くすることができます。
大気圧プラズマによる局所的機能性膜成膜技術キャピラリー内に導入した原料(メタンなど)を含むガスを、低周波高圧電源を用いてプラズマ状態とし、管先端から放出して目的の場所へ局所的に成膜する技術。工具表面にダイヤモンドライクカーボン(DLC)被膜を成膜することで、工具の長寿命化が図られる。
超音波音場を用いた周期構造を有する複合めっき被膜の成膜技術機能性粒子を周期的に配置した複合めっきの成膜技術。機能性粒子の濃度および配列方向により、薄型砥石の切れ味や摺動部材の摩擦係数などの制御が可能。
楕円振動切削による薄肉・低剛性材料の高精度加工技術の開発切削抵抗が小さい楕円振動切削を利用することにより、微細で高精度な加工が求められる製品をより容易に作製することが可能となりました。
ガラスレンズ成形用金型の材料コスト低減超硬合金金型によるガラスプレスレンズ製造において、超硬合金代替となる、高温特性に優れ、切削加工が可能な金型材を開発し、高品位低コスト化を図る。高温硬さ300HV(600℃)。
研削加工溝の高精度化・鏡面化石英ガラス、光学ガラス、セラミックスなどの脆性材料や金型材料に、鏡面研削溝を加工する。溝隅R10μm以下、チッピング5μm以下。
放電加工用低消耗電極CNT(カーボンナノチューブ)複合めっきの開発により、放電加工用電極の熱伝導率を向上させ、電極の低消耗化、長寿命化を図る。電極消耗量は銅の1/2以下。電鋳法による微細形状電極の創成も容易で、型彫放電加工へも展開可。
小径電着工具の高寿命化技術CNT(カーボンナノチューブ)複合めっきを用いた砥粒保持力の強化により、砥粒脱落を防止し、電着工具(小径ドリル等)の工具寿命の改善、加工精度の向上を図る。工具寿命10倍。
段取り替え不要の単結晶ダイヤモンド工具成形レンズ、干渉計等の光学部品成形用超精密金型などの製作に用いられる単結晶ダイヤモンド工具を機上成形する。チッピング0.5μm以下。
研削加工による難削材の超精密鏡面加工技術機上での超砥粒砥石の高精度R成形により、セラミックス、光学ガラス、超硬合金を超精密曲面に加工する。表面粗さ10nm以下、形状精度30nm。
超硬合金の単結晶ダイヤモンドバイトによる切削加工技術ガラスレンズ金型や打抜型等に用いられる超硬合金等の高硬度金型材の超精密加工、極微細加工技術。単結晶ダイヤモンドバイトによる切削加工。形状精度200nm、表面粗さ20nm。
小径電着工具による高品位溝加工技術小径電着砥石により、石英ガラス、セラミックス等の高機能性脆性材料に、高品位の微細溝を加工する。表面粗さ50nm(溝幅0.2mm)。

金属・鋳造分野


低・中炭素鋼における 球状化焼なまし
鍛造の前処理として行われる熱処理技術です。低・中炭素鋼に最適な条件の球状化焼なましをすることにより、通常の焼なましに比べS25Cで は伸びを1割向上、引張強さを1割低減することができます。また、S45Cでは、伸びを3割向上、引張強さを2割低減することができます。

球状黒鉛鋳鉄の全フェライト化条件の推定方法
高靱性かつ高延性な球状黒鉛鋳鉄を製造するには、基地組織を全フェライト化する必要があります。その際の熱処理条件について検討したところ、熱処理時の「冷却速度」と鋳鉄の「黒鉛粒数」に一定の関係を見出しました。その結果、実製品においては厚肉部に合わせて熱処理することが、全フェライト化に有効であることがわかりました。
浸窒焼入れによる鉄鋼材料の表面改質技術浸窒焼入れは低ひずみで高硬度が得られる新しい表面熱処理技術です。鉄鋼材料の浸窒焼入れ組織に及ぼす熱処理条件(時間、温度、NH3割合)の影響を検討しました。
フェーズドアレイ超音波探傷による鋳鉄の欠陥評価フェーズドアレイ超音波探傷法を使用し、鋳鉄内部の欠陥位置や大きさを正確に画像化できる探傷条件を検討した。探傷結果を画像化することで、これまでの一般的な超音波探傷法に比べ直感的な欠陥評価が可能である。
鋳鉄の固体発光分析に及ぼす試料の影響鋳鉄の固体発光分析では,採取する試料の状態,特に黒鉛の有無が分析結果に大きく影響するため,結果の取り扱いに十分な注意が必要です。
超音波試験を用いたアルミニウム合金鋳物の金属組織評価技術アルミニウム合金鋳物を対象に簡便な金属組織評価を行うための技術である。超音波特性(減衰係数、音速、S/N比)と金属組織(結晶粒径、DAS(デンドライトアームスペーシング)、共晶Siの形状特性)との関係を整理しました。
耐摩耗性に優れたエレベータ用大型シーブエレベータで使用されるシーブ(綱車)は、高速・大容量化に対応するため、より大型で高い硬さを有する製品が求められています。本研究では、独自開発材料であるマルテンサイト鋳鉄を活用することで、直径1m級の高硬度シーブを開発することができました。
耐熱性及び耐酸化性に優れた球状黒鉛鋳鉄材料ペレットストーブの燃焼室であるロストルについて、現在使用するステンレス鋼の高温腐食など破損原因調査を行い、その結果を踏まえた鋳鉄組成を設計することで、耐熱性を向上させた鋳鉄材の基礎的な検討を行った。
Al-Mg系合金鋳物の機械的性質改善Al-Mg系合金鋳物の砂型鋳造に関して、機械的性質に及ぼす鋳造条件の影響を調査しました。その結果、溶解時の脱ガス処理とTi-B系結晶粒微細化剤を添加することで、引張強さや伸びが向上することが分かりました。
Al-Mg合金鋳物の結晶粒微細化Al-Mg合金であるAC7Aに結晶粒微細化剤を添加した場合の添加量の違い、長時間溶湯保持、繰り返し溶解等が金属組織に及ぼす影響について調査し、結晶粒を微細化させる技術の確立に取り組んだ。
肉厚による強度変化を低減したねずみ鋳鉄ねずみ鋳鉄(FC)は、肉厚部ほど強度が低下する「肉厚感受性」の影響が大きいことが知られています。合金元素の添加等により、FCの肉厚感受性低減に取り組みました。
フェライト系ステンレス鋳鋼の高温酸化特性の改善溶湯への添加元素の選択により、SUS430ステンレス鋳鋼の高温酸化特性を改善し、SUS430鍛錬材と同等の特性を達成。エンジン等の耐熱性を要求される鋳鋼部材に展開。
芯部まで硬くできるニッケル-マンガン系球状黒鉛鋳鉄肉厚や大きさによらず鋳物中心部まで高硬度組織にすることができるニッケル(Ni)-マンガン(Mn)系球状黒鉛鋳鉄を開発。硬さの必要な大物の鋳造品に好適。
新規鋳造材料を用いた熱交換能力の高い金型新たに開発された鋳造材料を用いることで、温調配管の理想的な配置による熱交換能力の高い金型を実現可能にする技術です。
溶接不要のアルミニウム製加熱・冷却板製造法曲げたパイプを溶接せずに、加熱・冷却板を製造できる技術。熱伝導に優れた銅パイプをアルミニウムで鋳ぐるむことで、配管と加熱・冷却板を自由な形状にできる。
ロストワックスステンレス鋳鋼品の耐食性向上鋳造条件、熱処理条件等を改善することにより、ロストワックスステンレス鋳鋼品(SCS13)の鋳肌の耐食性を向上させた。複雑形状の外観部品等へ適用が可能。

MEMS分野(Micro Electro Mechanical Systems : マイクロマシン)


3D-MEMS加工と超微細転写技術の開発
MEMSプロセスで作製した微細3次元構造金型(Si型)の形状を種々の樹脂に転写し、成形品の撥水性や光学特性について評価しました。さらに成形品を印刷版に用いたマイクロコンタクトプリント(MCP) により微細な金属配線を形成しました。
微細3次元構造転写技術構造色を示すモルフォ蝶の鱗粉のような微細3次元構造を有する金型(Si型)を作製し、熱インプリントによる樹脂への形状転写を行いました。転写された微細構造により特定の波長領域で反射強度が強くなりました。
共振型マルチモーダルセンサMEMS振動子の共振を利用し、さまざまなにおいを検知可能なマルチモーダルセンサを開発しました。振動子上ににおい分子を吸着する複数の感応膜を形成し、実環境にある食品等のにおい識別に成功しました。
従来比5倍以上の測定感度を有するa-InGaZnO TFTイオンセンサa-InGaZnO TFTを用いた延長ゲート型イオンセンサを開発しました。pH感度としては、既存センサの5倍の300 mV/pHを実現しました。また、測定電極にイオン感応膜を付加することで、Naイオン、Kイオンの測定を実現しました。
インクジェット印刷を用いた配線形成本技術は、印刷を用いた電子デバイス作製技術であるプリンテッドエレクトロニクスの1つです。樹脂等のフレキシブルな基板に、種々の材料を任意にパタン形成することが可能です。
セルロースナノファイバーを用いたプリンテッド温湿度センサ本技術は株式会社太陽機械製作所(本社東京)との共同研究成果です。セルロースナノファイバー(CNF)を感応膜に用いることにより、フレキソ印刷で作成可能な温湿度センサを開発しました。
TSVを用いた立体配線技術シリコン貫通孔に、めっきやスパッタリング、印刷などで金属を形成したTSV構造を用い、上下両面の配線を接続することにより、立体配線接続やコイル形成を行う技術です。
低価格を実現する複合型二酸化炭素ガスセンサこれまで価格面で適用が難しかった民生、農業用途にも対応できる二酸化炭素ガスセンサです。針金で吊るせて、手のひらサイズになったセンサには、温度・湿度・二酸化炭素濃度を計測できるセンサも複合されています。
樹脂への写真パタン形成フォトリソグラフィ、ドライエッチング及び熱インプリントを用いて、写真解像度(数百dpi)に相当する微細構造(凹凸)を樹脂に転写し、写真パタンを樹脂表面に形成しました。
酸化膜半導体薄膜トランジスタ型ガスセンサ酸化物半導体薄膜トランジスタを基本構造として用いた二酸化炭素センサを開発した。200℃でのセンサ動作を実現し、500~5,000ppmの濃度範囲で二酸化炭素に対し感受性を示すことを確認しました。
MEMS技術を用いた微細金型作製技術MEMSプロセスを用いて微細構造を有する金型(Siまたは石英ガラス)を作製し、熱インプリントにより樹脂に微細構造を転写したところ、表面に撥水性や反射防止構造などの機能性を付与することができた。
MEMS技術を用いたグルコース分析デバイスの開発流体制御素子、薄膜ヒータ、薄膜抵抗温度計を集積したグルコース分析デバイスを開発し、DNS法を用いたマイクロチャネル内でのグルコース検出を実現した。
多孔質シリコン形成によるシリコン表面の微細加工技術陽極酸化によりナノオーダーの微細構造を有する多孔質シリコン(ポーラスシリコン)を形成。紫外線を照射すると蛍光を発する他、表面積、電気二重層容量が増大。ケミカルセンサ等MEMSデバイスへの応用が期待される。
集積化マイクロ化学チップを用いた微量成分の迅速分析技術マイクロチャネル、微小櫛形電極、薄膜抵抗温度計を同一基板上に集積したマイクロ化学チップの作製技術とそれらを用いた微量成分の迅速分析技術を開発した。
電磁駆動アクチュエータおよび光走査技術平面コイルと永久磁石間に働く電磁力を用いて微小構造体を動作させる技術を開発した。MEMS技術で作製したマイクロミラーに光を照射し、単振動させて光路長を変調させたり、2軸方向に傾斜させ反射光を2次元的に光走査することができる。
スキャニンググレーティングによる分光技術MEMS技術で作製した微小な回折格子を動的に傾斜させ、様々な光を波長ごとに分光する技術を開発した。主軸方向に動作させて分光する他、直交する方向に動作させて光軸調整することができる。

光計測・画像処理分野  

光計測による錠剤用徐放膜管理システム従来、非常に数時間かかる溶出試験で評価していた徐放製剤の溶出率を、光断層画像化法(OCT)で得た錠剤の断層情報を解析することで1分以下の極短時間で複数錠計測により推定する技術。
並列処理モジュールによる高速化技術とOCT計測への適用高性能半導体デバイス上に独自開発した高速並列処理モジュールを実装し、計測機器の高速化や小型化・低コスト化を実現しました。非接触三次元計測である光断層画像化法(OCT)をリアルタイムで実現できる技術です。
光干渉断層画像化法による塗装膜解析システム開発光干渉断層画像化法(OCT)により、自動車などの積層塗装膜を対象に、非破壊・非接触での各塗装膜厚計測や塗装不具合の解析や塗装状態のパラメータ化を実現しました。
光断層計測による表面形状・薄膜厚さ計測、透過観察技術光断層画像化法を用いた断層計測により、試料の表面形状や厚さ測定、試料内部の光透過計測や観察を実現しました。
画像処理による高精度寸法計測イメージスキャナやカメラによる高解像度の撮影画像を、平面ゲージを用いた画素座標評価により高精度な位置補正を行い、撮影画像から高い精度での寸法計測を実現しました。
画像処理による検査の自動化、画像処理装置の製品化汎用画像処理装置は普及していますが、通常のカメラ以外の機器から画像を取込んだり、可視域外の光源で光学系を構築する場合は自作が必要となります。これらの開発をハードウェア、ソフトウェア両面から支援します。
電子回路設計製作支援による電子基板の高性能化、小型化、低価格化基板の高密度化、信号の高速化により企業現場で簡単な電子回路を開発することが困難になっています。CADや計測器を用い、さらに理論サポートを行うことで、最新素子を搭載した高性能な回路開発を支援します。
ファイバ干渉計による3次元形状計測技術MEMS技術で作製した光走査ミラーと可動回折格子を組み込んだ光ファイバ干渉計と3次元形状計測技術を開発した。近赤外低干渉計測法により、表面反射による形状計測の他、シリコンICやMEMSデバイスの内部構造の透過形状計測ができる。

電子・情報技術分野  


伝導ノイズ発生要因の分析手法
実測とシミュレーションを用い、電気製品で発生する伝導ノイズのノイズ源と伝搬経路を分析する手法を構築しました。EMC試験時の効率的なノイズ対策にご活用いただけます。

生産ラインシミュレータにおけるロボットハンドの動作検証
ロボットを導入するにあたり、ロボットハンドの 性能データが不十分なことによる様々なトラブル が多く見られます。そこで、代表的なハンドモデルを試作評価 し、その実証データをシミュレータに適用することで、生産ライン構築前にトラブルを回避する動作検証が可能となりました。
振動型触覚デバイス電磁力で振動する触覚デバイスを開発し、2次元平面コイルによる点字用デバイスの動作を確認しました。
各種官能試験におけるAI技術の活用生産現場で実施されている官能試験等において、再現性向上のための自動化や判定精度向上を目的としたAI技術利活用の支援を行います。
無線センサーネットワークによる情報収集システムの構築各種センサーを無線ネットワークで接続し、データの収集、解析、可視化するシステムの構築技術です。使用する環境や、監視したい対象に応じてデバイスの選定を行い、最適なシステムの構築を支援します。
中小企業に適したロボット導入の手引ロボット導入に向けて中小製造業が「提案依頼書」を作成するための手法と事例をまとめた設計手順書:「書き込んで使える!自動化戦略ノート」を作成しました。本手順書はご希望の方に配布しております。
機械学習等による大規模データ解析ビッグデータ解析で利用される機械学習等を用いて、電力使用量および製品画像のデータ解析を実施し、評価手法を確立しました。
センサネットワークシステムの構築国際標準規格IEEE1888に準拠したセンサネットワークシステムを構築することで、各メーカのシステム依存となっていた物理量データを統合し、リアルタイムでの状態監視を実現しました。
インターネットサーバ構築技術Linux等サーバ向けOSサービスの基本であるLAN技術、(最適なソフトウェア選択)、システム構築とカスタマイズ、および仮想化技術について、多彩な実証環境・実運用経験を礎とした支援が可能です。
センサネットワークによるデータ収集民生用センサを利用した、データ収集システムを構築した。このシステムは、設計情報が公開されているハードやソフトを活用することで拡張性を高め、生産現場への後付けや撤去が簡便にできることが特徴である。
組込みシステム開発とオープンソースソフトウェア、オープンハードウェアの活用オープンソースソフトウェアの高い移植性を生かして汎用PCで開発したシステムの機能を、低速でリソースの少ない市販の組込み用ボードで実現するため、ハードウェアとソフトウェア両面による小型化・専用化を支援します。
生産現場の省エネを目指す電力等の測定ビルや工場において省エネ・低炭素化を推進していくためにはエネルギーの使用状況を把握をすることがその第1歩です。当所では、可搬型のスマートセンサで構成した省エネ診断システムを開発、企業の省エネ改善を支援しています。

化学表面・プラスチック・木材分野  


軽量・高強度樹脂複合部材の成形加工
樹脂を金属板と一体成形する複合材の強度を高めるには、剥離しにくいように、金属の表面 状態や射出成形条件などを適正化することが大切です。そのノウハウを蓄積しました。

高アスペクト比の水溶性塩の製造方法
高アスペクト比の塩類(水溶性化合物)を生成する技術です。高純度な塩類を比較的短時間で得ることができます。
エクステリア木材の美観維持技術(公財)日本住宅・木材技術センターが定める優良木質建材等認証(AQ)に関して、耐候性塗装木質建材の耐候性能(耐候形1種)を実現する木材の塗装前処理および塗装方法を確立しました。
ポリイミド/カーボンナノチューブ複合成形体の作製カーボンナノチューブをポリイミドの前駆体であるポリアミック酸で被覆した成形材料粉の調製方法と、その材料粉をイミド化反応と並行して成形することで高強度成形体を作製する技術です。
グロー放電発光分光分析装置(GD-OES)によるめっき皮膜/母材界面の解析手法グロー放電発光分光分析装置(GD-OES)を用いてめっき皮膜/母材界面の組成を詳細に解析することで、これまで他の手法では困難であった、めっき皮膜の密着不良などを引き起こすごく微量な原因物質を検出する技術を確立しました。
UV複合3Dプリンティング技術技術本シーズは、樹脂と金属、セラミックスの複合体を作製する技術です。UV樹脂中に金属またはセラミックス粒子を整列できるため、複合体に対し、電気伝導性、熱伝導性、局所的強度などの機能性を付与することができます。
鋳型用セラミックススラリーの品質評価技術ロストワックス鋳造製造現場における鋳型用セラミックススラリーの不良の原因を特定し、日常的に評価すべき項目を見出しました。
熱可塑性プラスチック射出成形品の強度評価技術ポリプロピレンについて、成形シミュレーションと実成形の対応及び、成形条件及び成形品内部組織、曲げ強度の関係を検討しました。製品設計にご活用下さい。
エポキシ樹脂系塗料の低温硬化性向上エポキシ樹脂系塗料は気温が低いと硬化が著しく遅くなります。硬化促進剤の添加という簡便に実施可能な手法により、低温硬化性に優れかつ塗膜性能を良好にする技術開発を行いました。
プラスチック製筐体のそり低減に向けた温調設計プラスチック成形品のそり低減は、金型の温調設計が必要です。CAEを活用して金型冷却配管を検討し、複数の温調条件で成形できる試験金型を製作しました。多数の樹脂材料で検証可能です。
木粉プラスチック複合材料の表面劣化予測技術の開発近年、木材代替材としてエクステリア部材(デッキ材等)に利用され始めている木粉プラスチック複合材料(WPCs)について、耐候性能(表面劣化メカニズム)を明らかにしました。
UV硬化性分岐ポリスルフィドの合成およびレジスト材料としての利用に関する技術屈折率1.6以上をもつUV硬化性分岐ポリスルフィドの合成とネガ型フォトレジスト材料としての利用に関する技術です。表面処理を行うと従来品より接着強度が2倍以上高くなり、インプリント材料などに適しています。
カーボンナノチューブ水性ゲルの蓄電池材料への応用中空膜にカーボンナノチューブを添加して蓄電池部材を試作しました。円筒膜型鉛蓄電池を試作して評価した結果、充電受け入れ性が高くなることを確認しました。
カーボンナノチューブを添加した導電性発泡スチロールの開発発泡成形体の内部に細長い導電性炭素繊材料であるカーボンナノチューブを添加して3次元網目構造を形成させる技術開発を行った。電磁波吸収特性を発言した他、電気で発熱する断熱材としても応用可能となった。

セラミックス分野 

砕石粉のコンクリートや釉薬への応用技術山形県内で廃棄物として産出する砕石粉をコンクリートや釉薬の原料として活用するための物性データベース。

食品・醸造分野 


果実および果実加工品における品質の数値化・見える化
・蛍光3次元スペクトル解析により蛍光情報の網羅的な解析が行えます。
・蛍光情報を統計解析等により解析し、果実品質を推定します。

県産酒粕の特性調査
県産酒粕の各種分析を行ったところ、日本酒原料米の精米歩合が高い酒粕ほど、遊離アミノ酸濃度と有機酸濃度が高い傾向を示すことが分かりました。酒粕を使用した食品を検討する際、本研究データをご活用ください。

県産酒粕を活用した酒粕パウダーの開発
酒粕は、風味が変化しやすい、アルコールが含まれているなどの特徴を有し、食品加工が難しい食材の一つです。そこで、食品加工に利用しやすい酒粕パウダーを開発し、様々な食品への適用を検討しました。

県産ぶどう由来野生酵母の特性調査
個性的な香味付与による県産ワインの差別化を視野に、県内にて栽培されたぶどうに付着した野生酵母について、特性調査と酵母の分離を行いました。

米の溶解度を画像処理により判定する技術
米のアルカリ崩壊性試験の画像を一定間隔でスキャナーを用いて取得し、その画像処理から溶解度を迅速かつ安定して数値化するシステムを構築しました。米の酒造適性判定に活用するほか、食味評価での利用も期待されます。
「やまがたオリジナル乳酸菌」の取得と発酵食品製造技術「やまがた」をイメージしやすい県産資源(野菜・果実・花卉)から取得した植物由来乳酸菌「やまがたオリジナル乳酸菌」を含む乳酸菌で様々な原料を発酵させる技術支援を行います。
燻製香の調整技術燻製時間、調味、食品成分と燻製香の強さとの関係を明らかにしました。既報の樹種と燻製香との関係と併せて、燻製香の調整について支援します。
色調、形状を保つ乾燥花弁の最適加工条件花弁の乾燥加工において、乾燥条件ごとに色調変化を評価し、最適な乾燥条件を見出す技術シーズ。これにより色調の変化が小さくより高品質な乾燥花弁の調製が可能になる。
新酵母(YK009)を使用した清酒の製造技術新酵母(YK009:低酸性で、バランスの良い吟醸香を生成する酵母)を使用し、純米大吟醸酒を製造する技術です。
庄内産メロンの新規な加工技術開発庄内産メロン(赤肉種、青肉種)を活用し、外観、風味の良好な加工品を開発するとともに、メロン果実加工時に廃棄される加工残渣(果芯)を用いて、生理活性成分を多量に含有するメロンエキスを開発しました。
凍結脱水法による低塩漬物製造技術凍結脱水法を用いて、塩蔵、脱塩工程を必要としない低塩・無塩かつ風味・食感の優れた健康志向の漬物製造技術を開発しました。
山形県産酒の特徴成分解析仕込水や統一規格で製造される県産酒の各種成分分析と官能評価による解析を実施した結果,県外酒と比較して糖や遊離アミノ酸に違いが確認され,県産酒の特徴として示すことが可能であることが判りました。
ぶどうの糖度・酸度測定による収穫時期の判断園地で収穫した醸造用ぶどうを搾汁し、果汁の糖度と滴定酸度から算出する「全糖総酸比」を追跡することで、ぶどうの成熟過程における最適な収穫時期判断の目安にすることが出来ます。
セイヨウナシ果肉の加熱加工に対する軟化抑制食品素材の浸透加工により、加熱加工に対するセイヨウナシの果肉軟化を抑える技術です。
「雪女神」を使用した(純米)大吟醸酒の製造技術「雪女神」の特性を活かし、高品質の付加価値を持った(純米)大吟醸酒を製造する技術です。
真空カッターミキサーを利用した低酸素条件下での果実加工技術真空カッターミキサーを使用し、低酸素条件下で果実ピューレを作成することにより、色調、香気共に常圧下より優れたピューレの製造が可能になります。
マロラクティック発酵純米酒の製造技術従来の醸造方法にマロラクティック発酵(MLF)を組み合わせ、完熟果実様の芳醇な芳香と乳酸発酵によるまろやかな酸味をもつ新タイプ純米酒を開発した。
極甘口ワインの製法貴腐ブドウから得られた貴腐果汁や、糖度が40を超える発酵が困難な氷結果汁にて、発酵温度など醸造的手法を工夫することにより、健全な発酵を行うことが可能となり、さらに高品質な極甘口ワインを製造することが出来る。
サマーティアラの特徴を活かした加工品開発サマーティアラに含まれるアントシアニン、ポリフェノール等の機能性成分を解析し、生理機能性の一部を明らかにした。サマーティアラの特徴を保持した加工技術を開発し企業へ技術移転した。
大根漬けの香味改善技術開発大根漬けに、クエン酸を使用することで沢庵臭の原因物質の一つであるジメチルトリスルフィドの低減を確認することができた。
赤カブ漬けの香味改善技術開発赤カブ漬けにセンター保有の乳酸菌No.1072を使用することにより、辛味の低下、赤味付与、食味向上を確認することができた。
酒や味噌だけじゃない!麹で新しい食品を麹を活用した加工食品(酒類以外)の開発支援、穀類(大豆、イモほか)、野菜類および肉類(牛、豚など)を加工対象とした技術ノウハウの提供、及び麹の製造や加工(粉末化など)に関する支援を行います。
粒状ゲルを用いた食肉加工品・果実加工品への食感付与技術ゼラチン粒状に加工したゲルを用い、ハンバーグなどの食肉加工品にやわらかさとジューシーさを与える技術。増粘多糖類などを加工したゲルを用い、果実加工品に果肉感と果汁感を与える技術。
香気成分の抽出濃縮、分析評価、粉末化技術1.様々な食品から香気成分を抽出・濃縮する技術
2.香気成分の分析評価技術
3.粉末化などの香気成分安定化技術
本技術の対象は主に果実であるが、原理的には野菜や花卉などへの応用も可能。
食感改善のための食品テクスチャー評価食感を定量的に評価する食品テクスチャー(力学的特性)評価技術。食品用圧縮試験装置による硬さ、付着性、凝集性等の数値化。
「出羽の里」を使用した清酒の製造技術「出羽の里」の特性を活かし、低精白・高品質の付加価値を持った吟醸酒・純米酒を製造する技術です。
発泡清酒「スパークリング-ワイ」製造技術山形県オリジナルの酒米「出羽の里」とチロソール高生産性酵母TY24を用いて、クリアでコクのある低アルコール発泡清酒を製造する技術
食用キクに含まれるフラボノイドの構造と生理機能および加工利用本県産の食用キクに含まれるフラボノイドの化学構造を各種機器分析により解析するとともに、動物実験にてその生理機能の一部を明らかにしました。また、食用キクの機能性成分・特徴を保持した加工素材を開発しました。
平田赤ネギの生理機能と加工利用平田赤ネギに含まれるアントシアニン、フラボノイドの化学構造を各種機器分析により明らかにしました。また、赤ネギの特徴的な生理機能を解析するとともに、新たな加工素材・加工食品を開発しました。
鮮やかな色や独特な風味をもつ発泡清酒の製造技術機能性食品として利用されている紅麹やワイン製造で活用される乳酸発酵等を用いることで、鮮やかな黄色で甘味と酸味に特徴をもつ発泡清酒を製造する技術。
庄内柿の機能性を活かした食品加工技術および商品開発庄内柿の新規な脱渋・渋戻り防止技術を確立し、機能性成分や風味を保持した庄内柿ペーストを開発した。庄内地方の企業が製造する柿酢に機能性成分が多量に含まれることを明らかにし、その生産機構を解析した。
日本ナシの機能性成分と加工技術および商品開発日本梨に含まれる機能性成分(アルブチン等)の季節変動、局在部位を明らかにするとともに、機能性成分を多量に含有する果汁の調製技術を確立した。

繊維分野 


防縮性と抗ピル性をもたせたウール製品
ウールに酸化還元処理を行うことで、防縮性(洗濯耐久性)、抗ピル性(毛玉付着の防止)をもたせた繊維製品を提供できる技術を開発しました。

圧縮による風合いの数値化技術
風合い試験と圧縮試験を組み合わせ、風合いを数値化する手法を開発しました。「弾力感」や「柔らかさ」等の風合いを数値で表現します。
繊維製品の摩擦堅ろう度向上技術濃色生地の摩擦堅ろう度向上のため、最適な洗浄法、後加工法を開発しました。摩擦堅ろう度が悪いとされる素材(綿、レーヨン、絹)毎に、乾摩擦及び湿摩擦で1級以上向上する処理方法を確立しました。
混紡糸(青苧(あおそ)/きびそ)の作製技術山形県産の苧麻(ちょま):青苧に絹(きびそ)を混合してカード及び紡績を行うことで、横編機でのニット編成可能な紡績糸を作製することが可能です。
紅花染めウールの染色性向上技術アニオン性界面活性剤を添加しウールトップの紅花染めを行うことで、均染性や染色堅ろう度を向上させることができます。
トリアセテート交織布の省エネ型染色技術トリアセテート交織織物は交織する素材によっては染色条件が異なる二回の染色が必要でした。トリアセテート糸を加水分解およびカチオン化などの改質処理をすることにより、常圧染色のみでの染色を可能にしました。
春夏ニットに適したリネン糸の改質技術酵素処理とスラックマーセル化加工(無緊張アルカリ処理)を組み合わせた複合加工は、リネン本来の光沢性や冷涼感を保持しつつ、伸縮性や染色堅牢度の向上が可能です。
繊維製品の縫い目滑脱低減技術織物の縫い目滑脱について、素材、柄、織り条件等と縫い目滑脱との関係を検証し、規格内(3mm以内)に収める技術を確立した。この技術は、織物企画設計に利用するデータ集としてまとめた。また、化学加工による滑脱防止対策も検討した。
タンニン酸後処理による紅花染めカチオン化獣毛糸の染色堅ろう度向上技術カチオン化獣毛糸を紅花染めした後にタンニン酸処理を行うことで、汗、ドライクリーニング、摩擦などに対する染色堅ろう度を向上させることができます。
複数の機能を持った介護パジャマ用生地の開発被介護者が主に利用しているパジャマのさらなる快適性向上を目的として、特にはっ水性、吸放湿性、伸長特性といった機能について検討を行い、これらの機能を併せ持った生地を作製することができました。
紅花赤色素の簡易定量法および紅花染色技術紅花の花弁を加工した乱花、すり花、紅もち中の赤色素の簡易定量法と、紅花の赤および黄色素による色見本作製および染色技術です。本法では赤色素カルタミンをアセトン水溶液で抽出し吸光度を測定します。
麻の伸縮加工技術伸びが少なくニット製品化が困難な麻糸を、アルカリで改質することにより伸びを改良する技術です。伸び以外にも染色性が改良され濃色に染めることができます。特許登録済み。
羊毛の酵素加工技術羊毛を蛋白分解酵素プロテアーゼで改質処理したときの物性、減量率、染色性の変化を検討しました。酵素濃度や助剤の種類などによる、減量率、染色性、繊維の表面変化の差に関するデータが得られました。
装飾糸及びその製造方法和紙の原料である楮(コウゾ)と花びらを連続的に絡めた装飾糸です。花びらの形を残しながら、しかも飛び出ることなく絡めていくため、織物の緯糸としても使用することができます。
梳毛糸(ウール)の改質加工によるニット製品への紅花濃色染め技術ニット原糸である梳毛糸の紅花染めに関わる技術です。ウールを主体とする梳毛糸を改質加工することで、未改質に比べ表面染色濃度が3倍以上向上するため、多用な色に染色することが可能で多色柄のニット製品などに応用できます。

デザイン分野 

デザインシンキングでスマートデザイン開発「自ら課題を発見し、解決策を導き、提案する」ための商品開発手法<デザインシンキング>をベースとし「いつもともしもを両立する」<スマートデザイン>製品の開発に取り組みました。