「デジタル技術を活用した日本酒製造条件管理技術の開発」に関する研究を開始します。

この度、山形県工業技術センターは、国立研究開発法人情報通信研究機構(略称:NICT(エヌアイシーティー))の委託を受け、「デジタル技術を活用した日本酒製造条件管理技術の開発」に関する研究を開始します。
 この研究は、おいしい日本酒を安定して作るためのノウハウを蓄積するためにIoT システムによるセンシングデータを活用するものであり、近年問題となっている杜氏の高齢化や技術伝承といった課題の解決に役立つことが期待されています。当センターが開発したIoT センサーシステムを県内の酒蔵に設置し、酒造技術の向上とデジタル技術の有効性の実証に取り組みます。

研究事業の概要(概要図を別添)
・研究実施主体:山形県工業技術センター
・研究実施協力者:国立研究開発法人産業技術総合研究所、県内酒蔵3社
・研究開発期間:令和5年度から令和7年度まで
・研究開発予算:3,400 万円以内(3 年間合計)
・委託の経緯:NICT が公募する事業「データ活用等によるデジタル化推進による社会課題・地域課題解決のための実証型研究開発(第2回)」に応募のあった研究の中から採択
 された6件のうちの一つ。
 URL:https://www.nict.go.jp/publicity/topics/2023/11/17-1.html

概要はこちらをご覧ください。
プレスリリース(PDF:177KB)  概要資料(PDF:900KB)